コンビニの切手の種類

コンビニで販売の切手の種類は郵便局と違う?購入時の注意点

みなさんは、コンビニでも切手が販売さていることをご存知でしたか?意外と知られていませんが、実はコンビニでも切手は販売されています。

急に切手が必要になったとき、もし郵便局が休日などだったら困りますよね。こんなとき、意外にもコンビニで切手を買うことができるんです。

コンビニは色々ななものが販売されていて本当に便利ですが、その中に切手も含まれているんです。

コンビニで切手が販売されているということは、実はあまり世間には知られていないかもしれません。なぜかといえば、コンビニの店内を歩いていても、切手は目に付くところにないからです。

コンビニの品揃えは基本的に「広く浅く」ですから、切手の種類も必要最低限のものだけ売られていて、郵便局でのみ販売されている切手もあります。

また、コンビニで切手を買えるとしても、なにか特別な購入方法があるのかもしれないと思う人もいるかもしれませんね。そこで、今回はコンビニではどんな種類の切手が販売されているのかについて、そして切手の購入方法について紹介していきます。

郵便局で販売されている切手の種類

郵便局の切手の種類

まずは、郵便局で販売されている切手の種類をご紹介しましょう。郵便局では、次の23種類の切手が販売されています。

  • 普通切手:19種類
  • 慶事用切手・弔事用切手:4種類

最少額の前島密が印刷されている1円切手から、富士山が印刷されている最高額1,000円の切手まで、当然ながらあらゆる種類の切手が販売されていいます。他にも、イベントものやキャラクターものといった「特殊切手」も売られていることがあります。

コンビニで販売されている切手の種類

コンビニの切手の種類

それでは、コンビニで販売されている切手の種類について解説していきましょう。コンビニといえば、「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」「ミニストップ」の4社が有名ですが、それぞれのコンビニで販売されている切手の種類は次のとおりで、コンビニによって異なります。

セブンイレブン

2円・10円・50円・52円・82円・92円・100円・280円

ファミリーマート

2円・10円・50円・52円・82円・92円・100円・280円

ローソン

10円・50円・52円・82円・92円・100円

ミニストップ

10円・50円・52円・82円・92円・100円・280円

各店舗によっては、売り切れや置いていないお店もあるかもしれませんので注意してくださいね。セブンイレブンやファミリーマートの公式サイトでも「一部取り扱いがない店舗もございます」等の注意書きがあります。確実に切手を扱っているか知りたい場合は、近くのコンビニに問い合わせましょう。

コンビニで販売されている切手の購入時の注意点

コンビニで切手を購入するときの注意点

このように見てみると、「良かった。いざというときには、切手もコンビニでも買えるんだ」と思う方もいるでしょう。しかし、注意点があります。

注意すべき点は、コンビニでは「慶事用切手」「弔事用切手」といった切手の種類は、ほとんど販売されていないという点です。

慶事用切手や弔事用切手は、結婚式やお葬式のときのための切手です。このような冠婚葬祭のときこそ急に切手が必要になりますから、「慶事用切手」や「弔事用切手」がコンビニに置いていないのはちょっと難点ですね。

なぜコンビニでは「慶事用切手」や「弔事用切手」が売っていないのかというと、やはりコンビニは利益優先の品揃えをしているためです。

「慶事用切手」や「弔事用切手」は用途が限定されているので、置いておいても売れ残ることが多くなります。これでは、売り上げで商品を決めるコンビニにとっては取り扱いがきびしい商品というわけです。

したがって、「慶事用切手」や「弔事用切手」を買いたいときは郵便局に行くということが基本です

慶事用切手はコンビニではなく郵便局で

コンビニでは、慶事用切手や弔事用切手などの種類の切手は、基本的に販売されていないとお伝えしました。しかし、もしも慶事用切手がコンビニで販売しているお店があっても、コンビニではなく郵便局で買うほうがおすすめです。

結婚式の招待状を送るときの切手は、次の2種類です。

  1. 返信はがきに貼っておく切手
  2. 送付する封筒に貼る切手

このとき、封筒に貼る切手は、「82円の切手」か「92円の切手」になります。

切手の値段は、郵便物の重さでが変化します。そのため、もし92円分の切手が必要な封筒に対して82円の切手を貼ってしまった場合、差額は受け取る人が払わなければならなくなり、対面的に嫌なことになっていまいます。

実は、コンビニでは郵便物の重さに合った切手の種類を答えてはいけないというルールがあります。コンビニで郵便物の重さを測るのは、法律で禁止されているからです。

ということで、慶事用切手は、面倒くさがらずに郵便局まで行って、郵便物の重さを計測してから購入した方が良いのです。

ただし、「慶事用切手」というのは形式的なもので、必ずしも絶対に慶事用切手を使用しなければならないということではありません。結婚式のようなおめでたい雰囲気にあっている切手であれば、コンビニに売っているかわいらしい花柄の切手などでも大丈夫です。

コンビニで販売されている切手の購入方法

コンビニでの切手の購入方法についてご紹介しましょう。コンビニで切手が買えるといっても、目に見える場所に置いていないので、どうやって購入すれば良いのか戸惑ってしまう方もいるでしょう。

コンビニで切手を購入するときは、まず普通にレジの前で店員さんに切手を買いたい旨を伝えましょう。
「○○円切手を○○枚」と伝え、そのコンビニに指定の切手が置いてあれば買うことができます。コンビニの店舗では、切手を買いたいお客さんにはファイルを見せてくれます。そして、そのファイルの中から自分が欲しい切手を選ぶという流れです。

目当ての切手があれば、その切手の額と枚数を伝えましょう。店員さんは必要な切手と枚数を聞いて、ファイルから切手を取り出し会計に進むという流れです。

先ほどもご説明したように、コンビニにはすべての切手を販売しているわけではありません。欲しい切手がない場合もあります。ちょうどの値段の切手がない場合、複数の切手をすすめてくれる店員さんもいるでしょう。それほど重要ではない郵便物の場合であれば、複数の切手を貼っても良いかもしれませんが、就職活動や目上の方に郵便物を送る場合は、郵便局に行ってちょうどの値段の切手を買ったほうが無難ですよ。

コンビニで販売されている切手はクレジットカードで買える?

コンビニの切手はクレジットカードで買える?

急いで切手を買う必要が出てきたときにコンビニでは切手を買うことはできますが、現金ではなくクレジットカードなどで支払えないだろうかと思う方もいるでしょう。

しかし、残念ながらコンビニの切手をクレジットカードや電子マネーで購入することはできません。コンビニの切手を買うときは現金払いのです。

ただし、セブンイレブンだけは電子マネー「nanaco」で切手を購入することができますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

コンビニで販売されている切手の種類と、その購入方法についてご紹介しました。

コンビニは様々な商品が売られており便利ですが、「広く浅く」という側面があります。急ぎの用でない場合は、切手は郵便局で購入したほうが良いでしょう。郵便局ならすべての切手が売られていて、郵便物の重さも測れるので安心ですよ。


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