【初心者入門編】古銭の種類についてご紹介!メジャーな古銭を知ろう
古銭には様々な種類があり、しかもその見分けは素人がつけるのは困難です。
しかし、例えば知り合いから古銭を譲ってもらった場合など、古銭の種類を知らなくてはならない場面というのはあるかもしれませんし、あるいは初めて興味を持ったということもあるでしょう。
そこでこの記事では古銭の入門編として、古銭の種類をざっくりと解説いたします。
古銭の種類を知ろう
古銭の種類をご存知ですか。
古銭とひと口に言っても、実は様々な種類があり、価値も由来も全然違うのです。
そこで古銭に興味がある方にも、興味がない方にも古銭の魅力を知ってもらうために、古銭の種類について知ってみてください。
古銭の種類
ところで、そもそも古銭の種類とは一体何を指すのでしょうか。
実は古銭の種類といっても、年代や形状など様々な分類が可能で、種類を解説するというのは意外と難しかったりします。
しかしこの記事では、古銭に詳しくない方にもわかりやすいよう、形状によって古銭を分類していきたいと思います。
- 穴銭
「穴銭」というのは、名前の通り穴の空いた硬貨のことです。
現代の私たちが使っているお金の中にも、五円玉や五十円玉などの穴銭がありますから、どんなものであるかは想像しやすいでしょう。
また、この「穴銭」の中には、寛永通宝や文久永宝などメジャーな古銭があるので、古銭と聞いて多くの方がイメージするのはこの「穴銭」かもしれません。
ちなみに穴銭に穴が空いている理由は、やすりがけなどを行う際に、芯を通して固定すると磨きやすかったからだといわれています。
- 古紙幣
「古紙幣」は昔使われていた紙幣のことです。
「古紙幣」は紙幣自体が最近になって使われ始めたお金ということもあり、比較的新しい古銭ですが、紙幣は高額であることが多かったこともあり、価値自体は高いものが多くあります。
そのためもしも「古紙幣」らしき紙を見つけた場合には、大切に保管しておくようにしましょう。
- 大判
「大判」は金でできた古銭の一つです。
金でできているのでお宝の価値以前に金としての値打ちがあり、買取価格は安くとも200万円はくだらないという、お宝中のお宝です。
形状としては金でできた薄いわらじのような形をしており、保存状態の良いものなら表面に文字が書かれています。
この文字が判別できれば、素人でもどんな種類の大判かがわかるかもしれません。
また大判の種類としては、「天保大判」「慶長大判」が有名です。
- 小判
「小判」も「大判」と同じく金でできた古銭ですが、こちらは大判と比較するとサイズが小さいのが特徴です。
小判も金でできていますから、歴史的価値や希少価値以外にも金としての価値があり、本物であれば高値での買い取りが期待できます。
小判の中で有名なものには、元禄小判や慶長小判などがありますが、いずれにしてもとても高価なものである可能性が高い古銭ですから、1度プロに鑑定を依頼することをお勧めします。
- 記念コイン
「記念コイン」は古銭に分類されないのでは?と思われるかもしれませんが、多くの買取業者では、「記念コイン」も古銭として買い取りを行なっているため紹介させていただきます。
「記念コイン」は行事や出来事を記念して発行されるコインで、絵柄に特別なものが描かれているのが特徴です。
古銭としては、最近作られたものについては入手が容易なこともあり、あまり高値はつきませんが、海外で作られたもので、かつ発行枚数が限られたものであれば高値が期待できます。
- 絵銭
「絵銭」は平たく言うと昔のおもちゃのお金です。
昔の職人が子供たちが遊ぶため、あるいはお守りとして使うためにお金の形をしたものを作ったのですが、これを後世の人たちが「絵銭」と呼んでいるのです。
「絵銭」は本物の通貨とは違って流通していたわけではありませんから、数はそれほど多くなく、そのためものによっては10万円以上の値がつくことも。
どれだけ調べても何のお金か分からない古銭が出てきたら、試しにプロの業者に相談してみるといいかもしれません。
古銭の種類の判断はプロに任せよう
古銭の種類について紹介してきましたが、お手持ちの古銭がどんな種類の古銭であるのかを正確に確かめたい場合には、素人判断では限度があります。
そのため、もしも古銭の種類を確実に知りたい場合には、プロに相談するのがお勧めです。
プロならば豊富な経験と専門知識を生かして古銭の種類を判断してくれますから、間違えることはありません。
その上、査定額を聞いて売りたいと思ったらすぐに売ることもできます。
素人判断で古銭の価値を見誤ってしまう前に、プロに依頼をして古銭の本当の価値を知りましょう。
まとめ
古銭の種類は数え切れないほどあります。
この記事で紹介した古銭は、あくまで大きく分けた分類ですので、細かく見ていけばさらに多くの種類があり、この記事の内容はあくまで入門編にすぎません。
ですから、もしもお手持ちの古銭の種類を知りたい場合、あるいはもっと古銭について知りたい場合には専門店を利用しましょう。
専門店ならば古銭の種類を確実に判別してくれますし、店舗に行けば様々な古銭を実際に見ることも可能です。
古銭の種類について、少しずつ学んでいきましょう。