わかりにくい切手代・封筒の種類について詳しく説明!

わかりにくい切手代・封筒の種類について重さやサイズを詳しく説明!

こんにちは。ライターのnabexです。

切手代というのは郵便物の重さで変わってきます。

切手には82円切手や92円切手など、色々な額面のものがあり普段あまり使わない人にとっては分かりにくい部分もあるでしょう。

ここでは重さによる切手代の違い封筒についてなどについて紹介します。

切手代は荷物の重さで変わる

切手代は荷物の重さで変わる

切手の料金は重量で変わります。

切手代は郵便物の重量により変わってくるので、あまり郵便物を出していない人にとっては分かりにくい部分がありますよね。

手紙のような小さい封筒を送る場合、切手代金は82円切手が92円切手になるのが一般的です。

あまりこのような封筒を出していない人は、どちらの書類の切手を送ればいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。

また、2017年から切手代も値上げされ、さらに分かりづらくなっている人もいるでしょう。

ということでここで切手代や封筒について一度おさらいしてみましょう。

封筒のサイズについて

封筒のサイズについて

封筒のサイズについてですが、郵便物は大きさの目安として定形郵便物と定形外郵便物という2種類があります。

定形郵便物は幅が12 CM 高さが23.5 CM 厚み1 CM 以内
定形外郵便物は高さが60 CM 以内 幅と高さと厚みの合計が90 CM 以内

 

82円切手や92円切手は定形郵便物で使うことになり、定形外郵便物では82円切手や92円切手で送れないことになります。

ただ、サイズは数字で理解できても具体的には分かりづらいですね。

定形郵便物の最大サイズを理解しておくと、何かと便利です。

定形郵便物の最大サイズは、普通の封筒規格で言えば長形3号というもので、これは「A4用紙を三つ折りにした大きさ」と思ってください。

  • 便せんやA4用紙等を折って入れる小さい封筒が定形郵便物
  • A4用紙を折らなくても入れられる大きい封筒が定形外郵便物

です。

重要なのが郵便物の重さで、これによって切手の額面が違ってくるので、覚えておきましょう。

82円切手は25g以内
92円切手は50g以内

になります。

50gはA4用紙が10枚くらいの重さです。これぐらいの A4用紙を使う場合は注意が必要になるでしょう。

50g以内でも上記の定形外郵便物のサイズの場合は規格内が120円、規格外が200円になります。

定形外郵便物の規格内と規格外とは

定形外郵便物の規格内と規格外とは

 

新しい定形外郵便物の区分

2017年6月1日から改定された定形外郵便物に「規格内」と「規格外」という区分ができました。

規格内の定形外で発送できる重量は、1 kg 以内
規格内の定形外で発送できるサイズは、長辺が34cm以内 短辺が25cm以内 厚さ3cm 以内

 

定形外郵便物の重さ 規格内 規格外
100g以内 140円 220円
500以内 380円 500円
1kg以内 570円 700円

となっています。

このような大きさは滅多に使わないと思いますが、覚えておいて損はないでしょう。

切手の額面は、遠い場所に出したとしても変わらず全国一律で、 離島料金なども追加料金なしとなっています。

「ゆうパック」ってどんなサービス?

「ゆうパック」ってどんなサービス?

「ゆうパック」について

皆さんは「ゆうパック」という郵便局のサービスがあることをご存じでしょうか?

ゆうパックは簡単に言えば他の会社の宅配便サービスのようなもので、時間帯指定や大きな荷物も送ることが可能です。

大きな荷物のためポストに出すことはできないので、自宅に来てもらうか郵便局に行くか、取り扱いのローソンミニストップなどのコンビニに持ち込むといった方法があります。

ゆうパックの料金は、3辺の長さと送り先の距離で設定されています。

30 km 以内なら重さは関係ないのでサイズが小さくて重いものを送るとお得になるという点があります。

ただ、ゆうパックでは信書のような手紙を送ることはできないので注意しましょう。

「レターパックライト」

他にも郵便局のサービスにはレターパックライトというサービスがあり、A4サイズの封筒に4kg以内の物を送ることが可能です。

2014年4月1日に改定された消費税率に伴って、料金が360円になりました。青い封筒デザインで、封筒の大きさは縦が340mm、横が248mm。重量の制限が4kg、厚さの制限が3cmです。

配達する先は郵便受けに配達されます。重量と厚さ制限を超えた場合は差し出し不可能となり、ポスト投函した場合は送り返されるので注意しましょう。

2014年の3月31日より以前の、350円のころのレターパックライトも使用できますが、そのときは、現在の360円の差額、10円切手をさらに貼って送ることができます。

なお、旧レターパックライトに差額分切手を貼り、現在のレターパックプラスにすることはできません。

「レターパックプラス」

封筒のデザインは赤色で、封筒の大きさが縦は340 mm、横が248 mm、重量制限4 kg で厚さは関係なく郵便料金は510円です。

破損がある場合、修復している状態でないと差し出しができません。重量制限以上でポストに出した場合は返送されてきます。

配達した先で交付記録郵便から対面配達をして受け取る人は、受領書に印鑑か署名を記します。

これも2014年3月31日より前のレターパックプラスを使用できますが現在の510円の差額として10円切手を貼って送ることができます。

受け取り先が留守の時は宅配ボックスがあるマンションだと、受取人がいなくても宅配ボックスに配達されます。

宅配ボックスに入れて欲しい場合は「不在時宅配ボックス希望」という文字を住所欄末尾に書いて、宅配入れてほしくない場合は「宅配ボックス禁止」と住所欄末尾に書きましょう。

ゆうパックの追跡サービスとは

定形郵便物や定形外郵便物と違い、追跡サービスというものがあります。

郵便局のサイトで個別番号検索というページから、お問い合わせ番号の欄に追跡番号を入力して下の追跡スタートというボタンを押すだけです。

追跡番号は、レターパックの表面にある「ご依頼主様保管用シール」に表記されていまので、このシールは大切に保管しておきましょう。

値上げした切手料金のおさらい

値上げした切手料金のおさらい

通常はがき

その他の切手料金についても2017年から値上げとなりましたのでここでおさらいしておきましょう。

まず通常のはがきはこれまで52円だったものが2017年6月から62円になりました。

年賀状のはがきも当初は値下げをしない予定でしたが、紛らわしい・分かりにくいと言った声があったため、これも62円となりました。

はがきは日頃使うことが多いと思うので覚えておきましょう。

ゆうメール

ゆうメールも定形外郵便と同じく規格内規格外に分類されることになり、規格外の場合これまでの85円から100円の増税になりました。

ゆうメールとゆうパックは同じような名前なので違いが分かりにくいと思うので、簡単な違いを説明しておきましょう。

  • ゆうメールの特徴は、送るものが書籍や CD や DVD に限定されるということです。
  • ゆうパックは重さに関係なくサイズで料金が設定されるもので、重たくて小さいものだとお得に送れるというサービスです。

まとめ
封筒のサイズや重さによって変わる切手代などについてでした。

切手の料金というのもなかなか面倒なものがありますね。

また、2017年から開始された郵便料金の値上げというのもありますので、この点も覚えておきましょう。


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