ハガキを郵便に出してみよう
皆さんは郵便を利用していらっしゃるでしょうか。最近はインターネットを利用して物の売り買いをすることがかなり一般的になっていますから、郵便を利用して品物を相手に送った経験がある方も多いのではないかと思います。
しかし、品物を送る郵便が多くの人に利用されているのに対して、ハガキを送っている人は、そう多くはないのではないでしょうか。ハガキを利用するのは年賀状だけ、という方も相当な人数がいらっしゃると思いますし、最近は年賀状すら出さない人が増えていますから、それも仕方ないかと思います。
しかし、手紙は畏まった場などではまだまだ現役で利用されています。そしてそんな社会人になれば、そんな場面にも数多く出会うことでしょう。
そこでこの記事では、そんなハガキについてご紹介したいと思います。
ハガキの送り方
ハガキを送るためには郵送料金を支払う必要があります。郵送料金の支払い方には、皆さんもよく知っている切手を貼ってポストに投函する方法と、郵便局に直接持って行って料金を支払う方法の二つがあり、この中から郵便局までの距離や、切手を持っているか否かなどによって判断することになります。
ハガキの郵送料
前述した支払い方法はいずれを選んだとしても料金は同じです。現在、ハガキの料金は62円ですから、郵便局に持っていて62円を支払うか、62円分の切手を貼ってポストに投函すれば郵送してもらえます。
また、郵便料金は2017年から値上がりしており、それ以前は52円でしたから、中には自宅に52円の切手が余っているという方もいらっしゃるかも知れません。そのような場合は、新たに62円切手を買わなくとも、新しく10円切手を買い、すでに持っている52円切手と組み合わせれば62円分として使うことができますので、切手代を節約することができます。
切手の購入
ハガキをポストに投函することで送るためには、まず切手を購入する必要があります。切手は郵便局で取り扱っていますから、買い物のついでにでも立ち寄って購入しておくと良いでしょう。
また、もしも近所に郵便局がないという場合にはコンビニという選択肢もあります。コンビニで切手を買う場合には、他の商品と違って商品棚に陳列されているのではなく、店員さんに声をかけて取り出してもらう必要があるため、必要な額面を店員さんに告げることで購入してください。
他にもスーパーや文房具屋さん、駅のキオスクなどでも切手を取り扱っている場合がありますので、よく利用するお店があるのなら、一度店員さんに声をかけてみて、取り扱っているかどうかを確認しておけば、後々切手が必要ななった際に便利ですよ。
切手の種類
切手には特別な場面で用いる切手もいくつか存在しています。今時ハガキを送るとなれば大抵はその特別な場面でしょうから覚えておいて損はありません。ですので、ここではその特別な切手についてご紹介いたします。
慶事用切手
慶事用切手は、買いて字のごとく慶事に用いられる切手です。慶事というのはおめでたい出来事という意味で、例えば結婚や出産といった場面が該当します。
結婚祝いの手紙を想像してもらえばお分かりいただけると思いますが、こういうおめでたい場面では手紙を送ることが多いですよね。そのような手紙に使う切手が、この「慶事用切手」なのです。
弔事用切手
弔事用切手は慶事用切手と正反対の場面で用いられます。弔事というのは誰かが亡くなったことなどを表す言葉で、例えば葬式のような場面が該当します。
このような場合にはお悔やみごとを書いた手紙を送るのですが、その際に使用されるのがこの「弔事用切手」です。
特殊切手
特殊切手は様々な図柄が描かれた切手です。基本的に絵柄が変わることのない普通切手とは対照的に、比較的短いスパンで図柄の変更がされ、変更前の図柄は販売されなくなります。
この特殊切手は様々な図柄が存在していることから、手紙の相手や季節などに応じて図柄を選ぶことができ、うまく利用すれば相手に良い印象を持ってもらうことができます。
このように、特別決まった用途があるわけではないのですが、使用者によって様々な使い道があるのが、この「特殊切手」だと言えるでしょう。
まとめ
このように一口にハガキを出すと言っても様々に考慮しなくてはならない点があり、もしもそれを損なってしまえば、損をしたり、相手に不快な印象を与えてしまう可能性もあります。ですからハガキについて事前に知っておくことは、それらのリスクを低下させることにも繋がるのです。
手紙は今では通信手段の主役ではありません。しかしだからこそ、いざ必要となった際に的確にこなすことができれば、職場でのあなたの評価や、ハガキを送る相手からも一目置かれるかもしれませんよ。
