シール式の切手があることをご存知でしたか?

シール式の切手をご存知ですか?使ってみるととても便利な切手でした

ライターのnabexです。

切手を集めている人なら「切手シール」はおなじみかもしれませんが、普通の人ならまったく知らなかったという人もいるでしょう。

本記事では、比較的最近になって日本郵便が販売を開始したシール式の切手、「切手シール」について紹介していきます。

切手がシールになっている?

切手がシールになっている?

最近、普通の人が郵便局に行って切手を購入しようと思い、局員さんに頼むと「切手シールにしますか?」と言われるかもしれません。

ここで切手のことについてよく知らない人なら「シールって?」と思うかもしれません。

実は、切手にはシール式のものがあるんです。

初めて切手シールが登場したのは1989年

しかし、切手シールっていつから発売していたんでしょうか?前はそんなのなかったよねという感じですよね。

昔の「シール式切手」というものは、数量が限定されていて種類もあまりなかったのですが、現在では郵便局にほぼ常備されていて、常に販売されているようです。

日本発のシール式切手は、キャラクター等のキャンペーン物・記念切手として発売されていて、1989年の昭和の最後の年に発売されています。

肝心の普通の切手では、2012年ごろからはシール式が存在していたとされています。

これでは、あまり切手を使っていなかった人にとっては知らなくても当然という感じですよね!

最近まで郵便局に貼られていた見本の切手でも、普通の「のり」がついたものが多かったですし、「切手シール」があると局員さんに言われて驚いてしまったという人もいるでしょう。

考えてみれば、裏にのりを貼り付けるものよりも、最初からシールだったら便利だったと思いますよね。

このような切手シールがあるのなら、もっと大々的に宣伝してもらいたかったと思うのは私だけでしょうか?

「切手シール」はとっても便利です!

「切手シール」はとっても便利です!

今まで普通にのりをつけて切手を貼っていた人、やはり「面倒だな」と思ったとがありませんでしたか?

そんな人に切手シールは朗報です。

使う人にとって切手シールは、いちいちシートから切手を1枚1枚ちぎって貼り付けたり、水やのりをつける必要がないため、非常に便利な切手ではないでしょうか?

実際に切手シールを使った人たちからも、貼りやすいと好評となっています。

このようなサービスが出てきたというのは、郵便局という場所が最近「民営化」されたため、使う人にとって便利なサービスをいろいろと考えるようになってきたという証拠なのかもしれません。

 

切手シール、経理の人にとっては朗報かも

切手シール、経理の人にとっては朗報かも

切手というものは最近はあまり使わなくなった人も多いかもしれませんが、会社の「経理」で働いている人には必須アイテムとされています。

切手を使うとき、経理では「通信費」として使われるそうです。

シールタイプの切手が登場したことによって、経理の人にとってはメリットができたようです。

切手シールで仕事効率アップ

それは「利益アップ」ということにつながる点です。

シールではない今までの切手なら、経理の仕事などではたくさんある「切手シート」から自分で切り離して、のりを使うといった手間がありましたが、当然シールならそのまま剥がして郵便物に貼るだけですね!

このため、作業時間が減る→ほかの仕事ができる→利益がアップするということになります。

もちろん、これはたったの数十秒や数分の違いかもしれません。

しかし、「ちりも積もれば山となる」の通り、毎日のようにやっている仕事なら

長期的に見ればかなりの差ができるのではないでしょうか。

さらにその課の全員の時間が短縮できればこれはとてもいいことですね。

ポイントは時間を有効に使う意識を全員が持つことで、生産性が向上するアイデアが生まれてくるということです。

小さな利益でも大切にするということは、会社にとって大事なことではないでしょうか。

切手シールを会社で使用するメリット

実際に経理の仕事で使っている人の感想では、のりなどをつけずに貼れて、キレイに貼れると評判です。

また、シール切手の景色、オリンピックなどの記念切手を受け取るとうれしいという点があり、実際に取引先の経理の人から「いつも楽しませてもらっています」という感想を頂いたそうです。

シール切手にはいろいろな種類があって、四季を感じるような切手は、通信手段に小さな安らぎを与えてくれるという利点があります。

ただ、あまりユニークすぎる切手を重要な仕事で使うのは控えたほうがよいでしょう。

切手シールには様々な種類がある

切手シールには様々な種類がある

キャラクター・花・季節物・伝統文化などの切手シール

では、シールタイプの切手にはどのようなものがあるのでしょうか。

これも民営化の影響なのでしょうか、シールタイプの切手にはほんとうにたくさんの絵柄があります。

たとえば、あの有名なアニメ「ムーミン」のシール切手が販売されています。

これは母国フィンランド以外で初めて発行された切手なんだそうです。

取り扱い期間は2030年03月31日という限定切手なので、ムーミン好きの人は買ってみたいですよね。

アニメ系のものはほかにはハローキティやスヌーピーなどがあるので、お子さん向けに最適ですね。

シールタイプで定番となっているのが「おもてなしの花シリーズ」です。

これは定番中の定番で、どんな人にも送ることができるでしょう。

変わったところでは、「日本の伝統・文化シリーズ」というものがあり、歌舞伎役者などが絵柄となっています。

ほかにもあの「スーパーマリオ」やワンちゃんや海の生き物などがあります。

ゆるキャラ「ぽすくま」切手シールもある

これは日本郵便オリジナルキャラクターで、2012年9月21に発行された切手です。

「ぽすくま」は「くまのぬいぐるみの郵便屋」というモチーフで、首には赤いリボンを巻いていて、「〒」マークがある青色の帽子をかぶり、カバンを持っています。

好きな物は「お花」と朝食の「はちみつトースト」なんだそうです。

日本郵便の切手のデザイナー・中丸ひとみさんがデザインをして、テディベア作家である町田節子さんが制作を担当しました。

見た目がかわいいキャラクターだけあって、2016年の「ゆるキャラグランプリ」において「企業・その他ゆるキャラ部門」の優勝キャラクターになっています。

たしかに、かわいいという感じや脱力する感じのキャラクターですね。

人気のリラックマ切手シールも

ちなみに、「ぽすくま」のライバル!?かもしれない、リラックマの切手シールも販売されています。

リラックマも見ていてほのぼのしてしまうキャラクターですよねえ。

62円切手ではたくさんのテーマでのリラックマたちに、ハガキを書いている、読んでりうリラックマたちがとってもかわいいです。

82円切手では、かわいいなポーズをしたリラックマたちに、手紙を書いているリラックマのデザインとなっています。これらは枚数限定なので注意しましょう。

価格のほうは、ほとんどの切手シートで62円切手シートが620円、82円切手シートが820円と、セット販売されています。

シール切手はコンビニで買える?

シール切手はコンビニで買える?

シールタイプの切手は、「使ってみると便利!」という評判が多いのですが、あまり知られていないためか郵便局で売れ残っていることもあるらしいです。

では、シールタイプの切手はコンビニエンスストア、通称コンビニで購入することができるのでしょうか。

そもそも、みなさんは切手がコンビニで買えるということをご存知でしたか?

郵便局は民営化しましたが、やはりまだ公的な機関というイメージが残っていて、切手は郵便局で買うものと思っている人も多いでしょう。

最近はやはり電子メール全盛という感じで、切手を利用することも少なくなっているため、コンビニで切手を買えるなんて知らなかったという人も多いのではないでしょうか。

コンビニで切手が売っているかどうかは、そのコンビニの入り口の窓あたりに、赤い「〒」マークがあるかどうかで見分けられます。ただ、これはあまり見つかりにくいかもしれません。

もちろんコンビニの店内で切手を見たことがある人はいないでしょう。コンビニの切手はレジの奥にしまっているからです。

切手を売っているコンビニは、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップなどの大手のコンビニです。ただ注意したいのは各店舗によって売っている切手の種類が違っていたりすることです。

ですので、とりあえず店員さんに聞いてみるのが一番でしょう。

24時間開いていて、いつでも買うことでできるコンビニで、使いやすいシールタイプの切手が買えたら便利かもしれませんよね。

ただ、残念なことに現在はシールタイプの切手を販売しているコンビニはほとんどないようです。

でも、これからもっとシールタイプ切手の知名度が上がれば、いつかは販売されるかもしれませんね!

郵便局のネットショップで切手シールが買える!

コンビニでシールタイプの切手は今のところはほどんと買えませんが、郵便局の公式ネットショップでは購入することができます!

ネットショップなら、わざわざ郵便局に行かなくても思い立ったらいつでも24時間購入できるし、自分の家でゆっくりと好きな絵柄を選ぶことができるので便利ですね。

また、近くの郵便局にはなかった絵柄も、郵便局のネットショップなら買える可能性もあるのがメリットです。

 

まとめ

以上、切手シールについてでした。

実は筆者もシールタイプの切手の存在をつい最近まで知りませんでした。

たしかに、あの「のり」で地味に貼り付ける作業はけっこうな手間でしたよね。

あの手間が省けるというのは、便利かもしれません。

実際に使った人の評判もいいみたいですし、仕事で切手を使う経理の人からも喜ばれているとか。

切手シールにはいろいろな絵柄があるので、コレクターのみなさんはもちろんのこと、普通の人でも集めてみたくなるかもしれません。

なかでも「ぽすくま」は日本郵便オリジナルのキャラクターですから、レアといえばレアですよね!

みなさんも、便利でオシャレな絵柄がたくさん揃っている切手シールを、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?


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