いらない切手やはがきは郵便局で交換できる!手数料や現金に換える方法

いらない切手やはがきは郵便局で交換できる!手数料や現金に換える方法

切手やはがきを、たくさん買い込んでしまった、たくさん書き損じてしまった…という場合。

また、年賀状をしっかりと書いた後に、身内に不幸があり喪中となってしまった…などという場合に、役立つ情報をお届けします。

切手やはがきの交換手数料についての細やかな情報のほか、手紙や荷物の郵送以外にも役立つ切手の使い方などを詳しくご説明します。

また、切手の歴史、ルーツなどについても追求。なぜ切手・はがきがお金がわりに使われるかなどに納得できるはずです!

切手やはがき、たくさん買い込んだけど使わない…。

切手やはがき、たくさん買い込んだけど使わない…。

結婚式の招待状をたくさん送るために切手を買い込んでしまった、年賀はがきを買い込んでしまった…など、切手やはがきが余ってしまった時って困りますよね。

切手の場合なら、荷物を送る時のために置いておいてもいいかもしれませんが、特に困るのは年賀はがき。

年賀はがきなどは、その年にしか使えるものではないので、本当にもったいないもの。年賀はがきの抽選後、当たらなかったハガキなどは、もう本当にどうしていいやらわかりませんよね。

切手やはがきって、郵便局でお金や切手、はがきなどに交換することってできないのでしょうか?

ちょっと調べていきましょう!

年賀状は手数料を支払って切手やはがきに交換

年賀状は手数料を支払って切手やはがきに交換

年賀状などのはがきは郵便局で交換

買い込みすぎて使わなかった年賀状は、郵便局で交換することができます。

手数料を払う手段としては、現金もしくは切手です。

交換手数料については以下の見出しをご覧ください。

書き損じたはがきは?

手書きで丁寧に年賀状を作る方であれば、書き損じが生じることも多いことでしょう。

書き損じてしまった年賀状は、年賀状販売期間であれば、郵便局で交換することができるのです。

年賀状の交換についてですが、何年か前のものが残っていることもよくあるケースだと考えられます。

その場合も、切手もしくは普通郵便はがきとして交換することは可能なのです。

今年の年賀状と交換することはできませんが、切手になると思うとちょっと得した気分ですよね!

身内の不幸などで年賀状を送れなくなった場合

また、年末に突然身内に不幸が起こり、でも年賀状は作ってしまった…というような場合、無料で交換してくれるのです。

ただし、消印がない場合に限ります。

簡易郵便局以外の全ての郵便局で対応しており、喪中であることを窓口で伝え、「住所・氏名・亡くなられた方との続柄」を記入することでできます。

無料で交換できるものは、通常切手や普通郵便はがきのほか、郵便書簡や特定封筒(レターパック)のいずれかです。

どうしても現金に変えたいときは?

ちなみに郵便局で対応できるのは、切手やハガキの交換まで。

不要な年賀状や切手がたくさんある場合にどうしてもお金に変えたいのであれば、金券ショップに相談してみましょう。 

切手やハガキの交換手数料について教えて

切手やハガキの交換手数料について教えて

切手やはがきを交換してもらいたい場合、交換手数料がかかります。

  • 郵便切手や通常はがきなら、1枚5円。
  • 往復はがき・郵便書簡(ミニレター)の場合は、1枚10円。
  • 特定封筒(レターパック)の場合は、1枚41円。
  • 10円未満の郵便切手や郵便はがきは合計額の半額です。

手数料がかかってしまうので損な気はしますが、それでも不要なものをずっと保持しておくよりはずっとスッキリできるもの。捨てずに交換することで、有効利用していきましょう。

交換できないはがきって?

新品のはがきはもちろん、書き損じてしまったはがきでさえ交換してくれるなんて、郵便局は本当に懐が深いですね。しかし、交換できないものもあります。

それは、料額印面が棄損してしまっているもの。はがき表面の左上にある料金のことなのですが、この部分が汚れてしまっている場合、はがきの料金が読み取れないので交換してもらえないのです。

また、1度郵便局を通して戻ってきたものもNGとなります。消印が付いていなかったとしても、郵便局を通したものは特殊なインクでバーコードが印刷されているのだそうです。

余ったはがき、交換せずに役立てる方法

余ったはがき、交換せずに役立てる方法

 年賀状が余ってしまうと、どうしたらいいのかわからなくなる方も多いのではないでしょうか。

最近はネット社会で、懸賞などもメール等で行われることが多いですが、それでも懸賞応募などではがきが必要となることも多いものです。その場合、余った年賀状を使いましょう。

ただ、「年賀」の部分には二重線を引くこと!そのまま送ってしまうと、来年の元日まで届かないという珍事態が起こってしまいます。

また普通のはがきの場合、ユニセフなどが、未使用や書き損じを寄付として募っていることもあるので、この手を利用するのもいいですね。

手数料を払って切手を交換せず現金として使う方法

手数料を払って切手を交換せず現金として使用

切手をたくさん持っている人に朗報です!手数料を払って交換する以外にも、切手を現金がわりに使うことができる方法があるって知っていましたか?

例えばゆうパックなどが着払いで送られてきた場合、切手で同等の金額を渡すことで支払いが済むのです。

また、切手払いといえば最近ではネットオークションでよく使われています。

ネットオークションで「切手可」となっていることがありますが、これは切手での支払いが可能ということです。

手元にある切手を封筒に入れて、封筒自体にも切手を貼って普通に送り、相手が受け取って納得すれば支払いが成立します。うまく金額が合わない場合は、少しい多めに入れてもOKです。

切手払いすることは手数料の節約になるので、この方法が広まったようです。

金券ショップで、はがきや切手は交換できる?

金券ショップで、はがきや切手は交換できる?

切手やはがきを郵便局で手数料を支払って交換するよりも、金券ショップで買取してもらった方がお得な場合があります。

しかし、家庭で余ってしまった切手やはがきは、1枚から買取してもらうことってできるのでしょうか?

答えから言うとOKです。

おそらく、全ての金券ショップではがきや切手の買い取りはしています。

ちなみに、金券ショップで50円切手や80円切手など、古い切手も買い取りしてもらうことはできます。

しかし未使用であることが必須。裏糊がない切手、消印のある切手、消印のあるはがきは、買い取りが厳しい場合もあります。

切手はもともとお金がわりだった?

 

切手はもともとお金がわりだった?

江戸時代、切手は商品券のように使われるものでした。「切符手形」と呼ばれ、省略されて「切手」となったのです。

江戸時代は「蔵預かり切手」とされ、お米や大豆、黒砂糖、小麦など、蔵屋敷で交換することができるものだったのでした。

現在、お金がわりできるのはこの名残でしょうか。

日本で、郵便のための切手が発行されたのは明治時代。竜文切手と呼ばれるもので、薄手の和紙でできており、今のように裏糊もなかったそうです。

そこから発展し、今のような切手になっていったようですね。

まとめ

切手やはがきなど、身近にたくさんあるけれどなかなか使わないという方は、手数料はかかってしまいますが、交換を検討するのが最善だと考えられます。

書き損じなどが交換できるということも、知っておくと、実際に困ったときにとても役に立ちそうです。

また荷物の着払いやネットオークションで使うこともいい手ですね。

切手のルーツを知ると、なぜお金がわりになるのかということにも納得できますよね。

賢く交換して、無駄なく、切手・はがきを使いたいものです。


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