はがきの切手代

はがきに貼る切手代はいくら?切手の種類やマナーについてもご紹介

インターネット、メール、SNSと、近年は通信技術が急速に発展し、通信の手段も多様化しております。そのような中で、古き良き手紙を出そうという人はそれほど多くないに違いありません。

しかし直筆の文字が書かれたはがきには、ドットで表現された文字とは違う温かみがあり、暑中見舞いや結婚祝いのような場面ではまだまだ現役で使われていて、今でも完全に廃れたというわけではありません。

ですから、あるいは皆さんにもはがきに文字を書いて相手に送る機会があり得ないとは言えないでしょう。

そこでこの記事では、そんなはがきを出す際の切手代についてご紹介いたします。

はがきを送るには

ハガキを送るには

それではまず基本的な事項ですが、はがきを送る方法は2つが存在しています。1つは郵便局に直接渡し、職員さんに料金を支払う方法。もう1つは切手を買い、それをはがきに貼ってポストへ投函する方法です。

多くの方ははがきといえばポストへの投函を想像されると思いますが、郵便局に直接持って行っても大丈夫なんですね。

ただ、郵便局までわざわざ出かけるのは面倒ですから、多くの方はポストへの投函で済ませているのではないかと思います。

はがきを送るための切手代

はがきを送るための切手代

しかしポストへの投函ですませる場合には、はがきに切手を貼る必要がありますが、皆さんは切手代にいくら必要かご存知でしょうか。

「そんなこと知っている」という方も多いかと思いますが、ここは人によっては間違ってしまうところなので注意してください。

2018年現在、はがきを出すために必要な切手代は62円です。「52円の間違いじゃないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、間違いではなく62円です。

というのも郵便料金は2017年に値上げが行われていて、はがきの切手代は10円値上がりしているのです。ですから、久しぶりに手紙を出す、という方などは、保管しておいた52円切手を利用しようとすると10円の料金不足になってしまうので注意しましょう。

ただし、古い切手は使えなくなったわけではありませんから、10円切手を買ってきて、2枚一緒に貼って郵送してください。

また、年賀はがきについては2018年の1月7日までに投函されたものであれば52円の切手代で済んでしましたが、2019年度から年賀はがきも62円に値上がりすることが決定しました。

はがきに貼る切手の種類

はがきに貼る切手の種類

私たちが通常利用する切手は普通切手と呼ばれるものなのですが、「普通」とわざわざ断っているように、普通ではない切手も存在しています。

デザインが特別だったり特別な用途に用いるものだったりするのですが、ここではその特別な切手について少し触れたいと思います。

まずわかりやすいものとして、「慶事用切手」「弔事用切手」と呼ばれている切手が存在しています。これらは呼び名の通り、おめでたい場面や身内に不幸があった場合に利用される切手で、それぞれ結婚祝いや喪中ハガキなどに用いられます。

それから「特殊切手」も忘れてはいけません。「特殊切手」は「普通切手」と違い、絵柄が季節にちなんだものだったり、アニメや漫画のキャラクターが印刷されていたりとバリエーションに富んでいます。

送る相手の好みなどに合わせた切手を選ぶことができる、通好みの切手だといえます。

 

他にも、切手代に寄付額を上乗せして販売される「寄付金付切手」や、日本の都道府県をテーマにした「ふるさと切手」など、様々な種類の切手が存在しています。

これらの切手は基本的に「普通切手」と同じ値段で買うことができますから、郵便局に立ち寄った際には、ぜひチェックして見てください。

はがきに切手を貼る際のマナー

はがきに切手を貼る際のマナー

切手なんてはがきのどこに貼っても同じだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、一応切手には貼るべき場所がマナーとして存在しています。

貼る場所というのは、はがきの右上の部分で、はがきによっては見てわかるように点線で四角く囲われてて、この場所に貼るのがマナーです。

というのも、郵便局で集荷した際に、全ての郵便物がバラバラの場所に切手を貼っていると、確認する際にいちいち切手の場所を探さなくてはならず、職員の方に大きな負担をかけてしまうため、それを避けるために、貼る場所を決めているんですね。

これは複数の切手を貼る場合も同様で、例えば2枚の切手を貼る場合には、通常通りの場所に1枚切手を貼った後、その真下に連なるように切手を貼ることが推奨されます。

ただし、もしもその貼り方で宛先が隠れてしまうような場合には仕方ありませんから、空いた見やすい場所にでも貼ることになります。

職員の方の負担になりますから、できれば避けたいところですが、しかし基本的にはどこに貼っても職員の方が見つけ出してくれるため、郵送することはできます。

まとめ

はがきを出すための切手について、おわかりいただけたでしょうか。

最近ははがきを出す機会もめっきり減ってしまいましたから、知らないことが多かったという方もいらっしゃったかもしれません。ですから、もしもこの記事を読んだことが、はがきを出す際に役立ったとすれば、幸いです。


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