切手の換金ってどうやってすればいいの?

【まとめ】切手代を「定形」郵便「定形外」郵便別に解説!

郵便物をポストに入れる時、切手に関して色々な疑問が浮かび上がってくる方が多いのではないでしょうか。

「切手はどれくらい貼れば良いの?」「定形郵便と定形外郵便の違いって?」「切手代はどうやって計算すれば良いの?」「重さを図るにはどうすれば良いの?」

今回は、郵便を出す際の切手に関する疑問点について、定形郵便、定形外郵便に分けて解説します。

郵送物の切手代はいくら?

みなさんは、郵便を出したことがありますか?

就職活動の際に履歴書を送付したり、暑中見舞いにハガキを出したり。SNSやメールでやり取りができるようになった現在においても、郵便を用いる場面は数多くありますから、きっと郵便を利用した経験のある方は多いのではないでしょうか。

ですが、郵便を利用した経験をお持ちの方であっても、自分の出す郵便にかかる費用を把握している場合というのは少ないのではないでしょうか?郵便局に持っていけば、職員の方が額を計測して必要な額の切手を貼ってくるのですから、わざわざ計算する必要もないですからね。

しかし、例えばあらかじめ必要な切手代を知っておきたい場合や、郵便局がしまってしまっている場合になどには、自分で計算しなくてはなりません。そのため、切手代がいくらかかるのかを知っておくことは決して損にはなりません。

これから、郵便を出す際に必要な切手代について解説していきます。

郵送物の切手代は重量制

まず押さえておきたい切手代のルールは、重量が重ければ重いほど高くなるということです。

郵便局に郵便物を出した経験があれば見たことがあると思いますが、郵便局の職員の方が、受け取った郵便物をはかりに乗せて重さを測っていますよね。郵送物の重量を調べることで、切手代を算出しているのです。

そのため、もしも郵便局を利用せずに郵便物の切手代を調べたい場合であっても、同様に郵送物の重量を測る必要があります。

一般のご家庭には、郵便局で用いられるような正確な計測器などないでしょう。そのため、普通のはかりを用いるか、100均で売っているようなはかりを利用することになるかと思います。

しかし、基本的にそれらのはかりは郵便局のはかりに比べて不正確です。そのため、場合によっては過不足が出ることもあるでしょう。そのため、重要な書類を投函する場合には日をずらしてでも郵便局で測ってもらうか、切手を多めに貼っておくようにしましょう。切手代が所定の金額を超えている場合であっても、問題なく送り先へと届きます。

切手代:定形郵便

さて、ここから先は、具体的な切手代について紹介していきます。実は、郵便物には重量以外にも切手代を決定する要素があります。切手代を決める要素は、封筒のサイズです。

定形郵便の定義

封筒のサイズが次のものの場合、郵送物は「定形郵便」という扱いになります。

  • 幅:9センチ〜12センチ
  • 長さ:14センチから23.5センチ
  • 重量:50グラム以下

逆に、上の条件に該当しない郵送物は、「定形外」郵便となり、切手代は定形郵便とは異なります。「定形」郵便の切手代は次のとおりです。ポストに投函する場合は、下記の切手を貼っておくことで、郵送してもらうことが可能になります。

  • 25グラム以内の場合:82円
  • 50グラム以内の場合:92円

切手代:定形外郵便

さきほど説明したように、定形郵便の規格に収まらない郵便物は、「定形外」郵便として切手代が決定されます。ただし、定形郵便では収まらないような郵便物すべてが定形外郵便を利用できるわけではありません。

定形外郵便が利用できるのは、次の条件をすべて満たす場合です。

  • 3辺の合計が90センチ以内
  • 1辺の最大が60センチ以下
  • 重量:4キロまで

上の条件よりも重い郵送物や、大きい郵送物については、郵便ではなく「宅配便」などを利用する必要があります。

そして、定形外郵便の切手代は次のとおりです。重量を測り、測定した重量と照らし合わせて、該当する切手を貼ることで郵送できます。

  • 50グラム以下:120円
  • 51グラム〜100グラム:140円
  • 101グラム〜150グラム:205円
  • 151グラム〜250グラム:250円
  • 251グラム〜500グラム:400円
  • 501グラム〜1,000グラム:600円
  • 1,001グラム〜2,000グラム:870円
  • 2,001グラム〜40,000グラム:1,180円

切手代がわからない場合は多めに貼る

はかりを使って郵送物の重さを測り、いざ切手を貼ろうとすると、自分のはかりが本当に正しいのかが不安になる場合もあるかと思います。特に、定形郵便の場合は、わずか25グラムで切手代が変わってしまいますから、少しでもはかりに不具合があると切手代を誤ってしまいます。

そこで、はかりの正確さが不安な場合には、少し多めに切手を貼っておくことをおすすめします。もしも切手代が必要な金額よりも不足している場合、送り主であなたに返還されてしまいます。そのため、急ぎの郵便の場合は大きな不都合が生じかねません。

切手代を多めに貼っておけば、問題なく相手に届けることができ、そのような不安は生じません。そして、過払いの切手代については、一年以内であれば返還を求めることができます。そのため、切手を多めに貼ったからといって不利益は生じません。

切手代に不安がある場合には、保険の意味も込めて少し多めに切手を貼るようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

郵便を出す際の切手代に関して、定形郵便、定形外郵便に分けて注意事項をご紹介しました。

もちろん、切手代をがわからない場合は、郵便局まで郵送物を持っていけば、職員の方がすべて対応してくれますから、基本的には困りません。

しかし、郵便局が遠い場合などには、近場のポストで済ましてしまいたい場合もあるわけですから、それほど役に立たない知識というわけでもありません。

知って損することはありませんから、この機会に頭に入れておくのも悪くありません。


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