手紙を出すにはどんな切手が必要かを解説!マナーを守り正しく貼ろう

手紙を出すにはどんな切手が必要かを解説!マナーを守り正しく貼ろう

昨今は情報技術の発展によって手紙を出す機会というのはめっきり減ってしまいました。

ですから、今ではほとんどの人は年賀状くらいしか手紙を出さないのではないでしょうか。

しかし、だからと言って手紙が全く不要になったのかというとそんなことはありませんよね。

例えば感謝の意を伝える際には、友人との間ならメールで済ますこともできますが、相手が目上の人物だったりするとそういうわけにはいきません。直接会ってお礼を言うか、そうでなければ感謝状を送った方が良いでしょう。

すると問題になってくるのは手紙の出し方です。

日頃から使うことがなければ、切手の買い方や必要な額面など、わからないことも多いでしょうから、それらをいちいち調べる必要があります。

そこでこの記事では、切手についてや手紙の出し方について解説いたします。

手紙に必要な切手の額

手紙に必要な切手の額

それでは、まずは手紙を出す際に必要になる切手の額からご紹介します。

ただ、手紙とひと口に言っても様々な種類があり、そして種類によっては必要な切手の額も変わります。

まず自分が出したい手紙がどのようなものかを把握するか、実際に手紙を書き終えてから切手を用意した方が確実ですので、それらが済んでから切手を考えるようにしましょう。

さて、それでは肝心の切手の額ですが、まずハガキの場合は以下の通りです。

  • 通常ハガキ:62円
  • 往復葉書 :124円

また、例え手紙でも封筒に入っているような場合には別の料金体系になり、封筒のサイズが『最大で23.5センチ×12センチ、最小で14センチ×9センチ』で重量が50グラム未満であれば「定形郵便」となります。

料金は以下の通りです。

  • 25グラム以内の場合には82円
  • 50グラム以内の場合には92円

送りたい手紙を封筒に入れた重量をはかり、上記に照らし合わせることで料金が算出されます。

また上記のサイズ、重量に当てはまらないような郵便物は「定形外郵便」という別な郵便物になるのですが、詳しくはこちらのページに金額を記載しているのでご参照ください。

手紙用の切手を買う場所

 

切手を買うなら、基本的には郵便局が便利です。

取り扱っている種類が非常に多いですし、わからないことがあれば職員の方に尋ねることもできます。

しかし郵便局は土日祝日に閉まっている所も多いですし、小さな郵便局だと5時には閉まってしまうため、利用したくても利用できない場合もあるでしょう。

しかし、切手は郵便局以外でも買うことができるので問題ありません。

例えばコンビニなどでも切手は売っていて、商品棚には並んでいませんが、店員さんに声をかけて切手を買いたいことを伝えれば用意してもらえます。

またスーパーのサービスカウンターや、町の文房具屋さんなどでも売っている場合がありますから、夕飯の買い出しのついでに買えますね。

ただし、郵便局以外の売り場は、さすがに郵便局ほどの品揃えはありませんので、普通切手以外の切手を買いたい場合などには郵便局以外の選択肢はないといっていいでしょう。

横長封筒を利用する際の注意点

 

横長封筒を利用する際の注意点

手紙を封筒に入れて出す際に、普通の縦長の封筒ではなく、横長の封筒を使うという場合もあるかもしれません。

それ自体は特に問題ないのですが、しかし切手の貼り方が普通と少し違うということには注意してください。

横長封筒の切手を貼る位置は右上です。

これは集荷の際に普通の縦長の封筒とまとめて確認できるようにするためなのですが、やはり決まっているからにはそれに従った方が、相手に違和感を与えることもありませんし、郵便局の職員の方にも迷惑をかけることもありません。

ですから、横長封筒の場合には、できるだけ右上に貼るようにしましょう。

手紙に貼る切手の選び方

手紙に貼る切手の選び方

切手は、手紙を郵送するためのお金の代わり、というのが役割ですが、手紙を彩る飾りの一つでもあるのです。

手紙に貼る切手をよく選べば、相手に与える印象をよりよくするためにも役立ちます。

季節感を感じられる切手や花柄の切手だと良い印象ですね。

ですから、相手が目上の人のような良い印象を与えておきたい人物の場合には、インターネットなどで切手の柄を調べ、できるだけふさわしい柄を見つけるようにしておけば、相手に良い印象を残せる可能性も上がりますよ。

まとめ

手紙を出すために必要な切手の額や選び方などがおわかりいただけたでしょうか。

手紙は現在でも、職場でのお礼状や結婚のお祝いなどの重要な場面で使われる重要な情報伝達の手段です。

普段は使わなくとも、ある日突然手紙を出さなくてはならない場面がやってくることは十分にあり得ます。

ですから今は手紙の出し方を重要だとは思わなかったとしても、いつか使うかもしれない知識だと思って今の内から覚えておいても損はないはずですよ。

ぜひ、本記事を参考に手紙を出すときの切手の金額についてや切手の貼り方、目上の人や取引先に手紙を出す際の切手の選び方などを参考に、マナーを守ったすてきな手紙を送ってくださいね。


関連記事


人気切手買取ランキング