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• 2018.07.02
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封筒への切手の正しい貼り方。マナーを守って見栄えよく美しく貼ろう

封筒を郵送する際の切手の貼り方についてご存じでしょうか。

切手を貼る場所、どのような切手を選んで貼ればいいか、切手は唾で貼り付けても大丈夫なのか。

そんな、いざ貼るとなると不安になる、封筒に切手を貼る際の注意点について解説します。

みなさんは封筒を郵送すると際にどこに切手を貼っているでしょうか。

最近はメールやLINEなどで大抵の用は足りますから、郵便を利用する機会がめっきり減ってしまい、いざ郵便を利用しようとすると、わからないことが多くて困ってしまいますね。

そこでこの記事では、そんな皆様のために切手の貼り方についてご紹介いたします。

封筒への切手の貼り方って決まっているの？

そもそも封筒への切手の貼り方というのは決まっているものなのでしょうか。

実は、基本的にはどこに貼っても郵送すること自体は可能なのです。

というのも、郵便に貼られた切手をチェックするのは機械ではなく人間ですから、どこに貼っていたとしても、それが職員の方の目に入れば、額を確認してちゃんと郵送ししてくれます。

それでもマナーとして切手の貼り方はある

すると切手は適当に貼ればいいのか、という話になるのですが、必ずしもそういうわけではありません。

どこに貼っても郵便を送ることができるのは職員の方がチェックしてくれているからで、変な切手の貼り方をしてしまうと職員の方に余計な苦労をかけることになってしまいます。

切手を貼る側が封筒へきちんとした貼り方をしていれば、そのような迷惑をかけることはないのですから、この記事を読んだ方には是非とも、マナーを守った貼り方をしていきましょう。

具体的な封筒への切手の貼り方

それでは肝心の切手の貼る場所なのですが、縦向きの封筒の場合は封筒の左上、横長の場合は右上への貼り方が一般的になっています。

要するに、口を上側にして、その左上に貼るわけですね。

詳しく説明すると、縦型に置いて縦7cm・横3.5cmの位置に貼ること。

これは、切手を貼る位置をあらかじめ定めることで切手の確認をしやすくするとともに、手押し、機械の両方の消印を押しやすくする意味があります。

ですから、このような決まりに則って切手を貼れば、郵便局職員の方に余計な手間をかけることはありません。

貼る切手も、何でもいいわけではない

封筒に切手を貼る位置が分かったら、次は切手の選び方です。

切手なんて額を間違えなければ何でもいいんじゃないの、と思われているかもしれませんが、ここにも気をつけるべき点があるのです。

わかりやすい例として、封筒の表面が一面中1円切手で覆われている様子を想像してください。

貼る本人も苦労するでしょうが、数える郵便局職員の方も大変です。

これはあくまでも極端な例ですが、余っていた切手を使い切りたい場合などには、多く安く切手を用意するということもありえます。

重要なのは見栄えの問題です。

切手が多く貼られている封筒というのは、何となく雑な印象を受けるものですから、受け取った相手に好印象を与えるものではありません。

そのため封筒を郵送する相手が、目上の方や、取引相手などの場合にはふさわしくありません。

ですから、このような相手には最小限の切手だけを貼った、スッキリとした切手の貼り方をするべきだといえます。

切手は何で貼ればいい？

切手を貼る際には、何となく唾をつけて貼っているイメージがないでしょうか。

実際、切手の裏を舐めて封筒に貼ること自体は可能ですが、マナーの面から見るとこの貼り方はNGです。

相手の知らないところで気遣うのがマナーですから、送る相手を考えて貼り方を選ぶのがいいでしょう。

封筒への切手の貼り方で代表的なのものは「水をつける」という方法です。

郵便局で濡れたスポンジが置いてあるのを見たことがある方もいらっしゃると思いますが、あれは水で濡らすための道具なんですね。

もちろん普通のご家庭にはそんな道具はないでしょうから、普通に水道水なんかで濡らすことになると思いますが、封筒のような紙をそんな水っぽい場所に持ってくのは抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。

そこでおすすめなのは、スポンジ代わりにコットンを代用することです。

小皿に水で適度に湿らせたコットンを置き、切手を押し付けて水分を含ませれば水分の付けすぎを防ぎ、きれいに切手を貼ることができます。

また、途中で切手が剥がれるのが心配な方は、のりで付けてしまいましょう。

まとめ

封筒への切手の貼り方。これだけのためにも意外と気を使うところは多いもので、何だか気詰まりに感じてしまうかもしれません。

しかし、郵送というのは相手が存在しているやり取りですから、礼儀やマナーを守って相手に良い印象を持ってもらう、ということも大切なことです。

見えないからと唾をつけて大事な書類を送るということは大変失礼な行為にあたります。

ですから、ここはひとつ考え方を変えてみるのもいいかもしれません。

ちょっとした気遣いで相手からの評価が上がる、そう思えば封筒に切手を貼るのも楽しくなるかもしれませんよ。