切手の払い戻し

郵便局で切手を払い戻しできるか?余った切手を現金化する3つの方法

切手の払い戻しについて、郵便局では切手の払い戻しに応じているのかという疑問や、切手をお金に変えるにはどのような方法があるのか、方法ごとのメリット・デメリットはあるのか、といった切手とお金に関する疑問について解説します。

皆さんのお宅には、使わずに放置された切手が眠ってはいないでしょうか。

今時はメールなどの電子通信が主流ですから、あまり手紙を出すような機会がなく、昔必要になってまとめ買いした切手が引き出しの中で眠り続けているということもあるのではないでしょうか。

しかし、そんないつ使うかもわからないような切手を、いつまでも取っておくのは勿体無いですよね。

そこでこの記事では、いらなくなった切手を、郵便局は払い戻してくれるのか、そして切手をお金に変えるにはどうすればいいのかをご紹介します。

郵便局で切手の払い戻しはしてくれる?

郵便局で切手の払い戻しはしてくれる?

間違って購入してしまった場合、郵便局では切手の払い戻しを行ってくれるのでしょうか?

払い戻しはしていないが品物と交換してくれる

それではまず、郵便局が切手の払い戻しに応じてくれるか、なのですが、結論から言うと現金での払い戻しには応じてくれません。

しかし、その代わりに郵便局の商品、例えば、ハガキや郵便書などと交換してもらうことができます。

現金と替えられるわけではありませんが、郵便局をよく利用する人などには金額分の節約に繋がるでしょう。

ただし、切手の交換には5円の手数料がかかるため、普通に買うよりは割高になってしまう点には注意してください(この手数料も切手で支払うことが可能)。

また郵便局のサービスも切手で支払うことができ、例えば簡易書留のような切手を貼る必要がないサービスに対して、現金の代わりに切手で支払うことが可能です。

汚れた切手やハガキなどは新品と交換してくれる

汚れた切手やハガキなどは新品と交換してくれる

また、汚れたり破れたりして使用不可になってしまった切手は、郵便局に持っていけば取り替えてくれます。

ただし、料金を示す部分が汚れていたり破れていたりしている場合は交換不可です。

こちらにも5円の手数料がかかりますが、普通に切手を買い直すよりは安くすみますので一考の余地はあります。

またこのサービスはハガキなどでも利用することができ、例えば手紙を書いていて書き損じてしまった場合などには、郵便局に持って行って取り替えてもらえば、多少なりとも費用の削減に繋がります。

切手を払い戻しできない場合は業者へ

切手を現金に変えたい場合には買取業者へ

以上のように、郵便局では切手を現金に払い戻してはくれません。

ですから、どうしても切手を現金に変えたい場合は金券ショップやリサイクルショップなどの買取業者に持っていく必要があります。

しかし、皆さんの中には金券ショップでは無茶苦茶に安い値段しかつかないのではないか、と思われる方もいるでしょう。

しかしそんなことはありません。切手は、分類上は金券ですから、他の金券と同様高い換金率で買い取ってもらえるのです。

ですから、切手を現金に変えたい方は近所の金券ショップなどに1度持ち込み、どれくらいの値段がつくのかを調べてもらうことをおすすめします。

あくまでも目安ですが切手の場合、シートタイプの方が売れやすいようで、88%の価格で買い取りしてくれるところがあるそうです。

収入印紙などは需要が高いため、業者によっては98%もの価格で買い取ってもらえる可能性もありますよ。

業者によっては不当に低い値をつけることもあるかもしれませんが、もしもいい値段がつけば儲けものですからね。

高価そうな切手は専門業者へ

高価そうな切手は切手の専門業者へ

切手の中には希少で高価なものもあり、それらを集める切手コレクターという方々も存在しています。

もしも自分の家で見つけた切手が、そんな希少なものかもしれない場合には、金券ショップなどよりも切手の専門業者に売ることをおすすめします。

専門業者ならばたくさんの切手を鑑定してきた経験から正確な査定を行ってくれますし、その場で買い取りもしてくれます。

また、最近は出張買取や宅配査定といったサービスを行っている業者も増えていますから、わざわざ店舗まで行くのが面倒だという方でも気軽に使うことができます。

そして、もしも特に高価な切手ではなかったとしても、大抵の切手には額面に近い査定額がつきますから、切手の払い戻しを受けたのだと思えば損ではありません。

現在はインターネットでの販売もできる

現在はインターネットでの販売もできる

最近はメルカリなどが爆発的に広まっていますから、それらのサービスやオークションを使って切手を現金化するというのも一つの手です。

特に貴重品でもないような普通の切手ならば、高価な切手と違い、買う側も本物であるか偽物であるかなどを気にしませんから、切手に関する深い知識などがなくとも利用できるというメリットもあります。

ただ、この手の販売方法には付き物のコミュニケーションのわずらわしさや、売れない可能性がある、といったデメリットはありますので、メルカリなどで物を売った経験がないのならば、あまりおすすめはしません。

まとめ

切手を郵便局で現金に払い戻してもらうことは、残念ながらできません。

しかし現金に変える方法自体は多く存在していて、それらを用いれば簡単に切手を現金化できます。

しかし、いくら現金化できるといっても、本当は使い切ってしまうのが1番です。

せっかく切手が余っているのなら誰かに手紙でも出してみるのもいいですし、雑誌の懸賞に応募すれば切手代以上のものが得られるかもしれません。

いずれにしても、自分の納得できる形で切手を処分できるといいですね。


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